管理人メッセージ

 最近何かと気になる中国情勢、マスメディアは頻繁に否定的な報道を流しています。
大勢の中国人の友達がいる私としては非常に複雑な気持ちです。私の知っている彼らは個人はとても良い人たちだからです。
 しかし私自身、中国滞在中には、他の中国人から、『小日本』と揶揄されたこともあります。当然ながら、そういわれて気持ちの良いわけはありません。しかし、そこで中国人の文化や国民性を嫌ってしまうなら、それでは本当に彼らの言う『小日本』人になってしまうのではないでしょうか?
 日本は小さい島国です。しかし明治維新に西欧列強に植民地化を免れ、ここまでの大国たらしめたのは、「夷敵から学べ」という大物志士たちの姿勢ではなかったでしょうか?
 確かに日本と中国は歴史も文化も違います。決して「同化」することはできませんが、人として共通の価値観や道徳を「共有」することができるなら、それが新しい未来を切り開くカギとなるような気がしてなりません。
 中国のことわざ・箴言には日本人の琴線にも触れる響きがあります。このブログは、悪化する日中関係における、私のささやかな抵抗であり、主張です。
 世界人口の六分の一を敵にするより、世界人口の六分の一を友にしてしまえ!

2013年02月07日

哀鸿遍野 aī hóng bìan yě

日系中国工場製造部長奮闘記 (日経ものづくりの本)

哀鸿遍野 aī hóng bìan yě
語句分析
哀鸿;悲しげに鳴く渡り鳥(雁のこと)
遍野;野原一面、そこら中に



解釈
 哀鸿遍野とは、行き場をなくした流民たちがそこかしこにいる様子を描写する成句です。
目的の安住の地にたどり着けない雁が悲しげに野で鳴いている様子を例えているのかもしれません。
 最近は、世界中で地震や災害、戦争が相次いでいますから、世界にはこの語句の意味する光景が一体何を指すのかは用意に理解できるでしょう。
 
使用例としては;
 连年的征战,使这一地区呈现出满目疮痍,哀鸿遍野的凄惨景象。
(和訳)
連年続いた戦争は、この地区一帯に痛々しい傷跡を残し、まさに哀鸿遍野といった凄惨な光景が広がっています

この成句の出典は《诗经・小雅・鸿雁》:“鸿雁于飞,哀鸣嗷嗷。
《诗经・小雅・鸿雁》の背景(百度.comより)
这首是乱世流浪者的哀歌。西周后期政治K暗,即使是号称中兴的周宣王时期,也是危机四伏。当时频繁的对外战争,加剧了国内的阶级矛盾,造成庶民、奴隶大量逃亡,迫使他不得不“料民于太原”,即以检查户口的方式,对人民严加控制。(参见《史记・周本纪》)其后周幽王统治时期,更是外患内乱交迫,社会经济凋弊,以致造成“瘨(diān,‘害’的意思)我饥馑,民卒(尽)流亡”(《大雅・召旻》)。这首诗就是西周后期人民过着这种“流亡”生活的真实写照,反映了人民对K暗统治的不满。

(和訳)
 これは乱世の流浪者の哀歌であり、西周後期の政治的に暗澹としており、表向きには周を中興したと宣言していた時期ではあるが、やはり危機的な時代であった。当時は外敵との戦争が頻繁に起こり、国内の階級制度の矛盾が、大量の庶民や奴隷の逃亡を招いた。その後、幽王の統治の時代に、さらに社会と経済の混乱は激化し、この詩の光景が出来上がることとなる。この詩歌は西周後期の民の流浪生活の真実の書写であり、暗黒の統治時代への民の不満を反映している。

中国も日本も、いつの時代も、苦しむのは下々の民ですね。
 
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posted by 孫悟空 at 21:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 形容・描写 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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